スイスのジャズ専門のネットレーベル、InsubordinationsからのニューリリースであるAPEIRONの「night in krakow」を聴く。
- Artist: APEIRON
- Title: night in krakow
- Label: Insubordnations
- Catalog No.: insub21
- Format: mp3
- License: by-nc-nd
- Release Date: November 16th, 2007
ライナーノーツによれば、2006年10月に行われた31分19秒にわたるライヴをそのまま収録した、という感じか。ピアノとベースのフリー・インプロヴィゼーションの応酬で、これが意外に飽きない。
テクノとかハウスとか、ある程度「フォーマット」に従っていれば、それらしく聴こえる。だからアーティストの「個」というものが、ときに見えなくなる。それに対して、フリー・インプロヴィゼーション(自由即興)は「個」に向かう音、「個」が最もわかりやすい形で表れる音という印象がある。だから例え「枯れた」手法であっても、新鮮さを失わないのだと思う。
と、ここまで書いて、なんか支離滅裂な感じが。音楽の匿名性と「個」というテーマについては、いろいろ書き残しておきたいことがあるのだけど、うまくまとまらない。こんどしっかり考えることにしよう。
Leave a comment