APEIRON - night in krakow

スイスのジャズ専門のネットレーベル、InsubordinationsからのニューリリースであるAPEIRONの「night in krakow」を聴く。

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ライナーノーツによれば、2006年10月に行われた31分19秒にわたるライヴをそのまま収録した、という感じか。ピアノとベースのフリー・インプロヴィゼーションの応酬で、これが意外に飽きない。

テクノとかハウスとか、ある程度「フォーマット」に従っていれば、それらしく聴こえる。だからアーティストの「個」というものが、ときに見えなくなる。それに対して、フリー・インプロヴィゼーション(自由即興)は「個」に向かう音、「個」が最もわかりやすい形で表れる音という印象がある。だから例え「枯れた」手法であっても、新鮮さを失わないのだと思う。

と、ここまで書いて、なんか支離滅裂な感じが。音楽の匿名性と「個」というテーマについては、いろいろ書き残しておきたいことがあるのだけど、うまくまとまらない。こんどしっかり考えることにしよう。

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このページは、kassyがDecember 2, 2007 11:59 PMに書いたブログ記事です。

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