JOHANN BOURQUENEZ trio - Los Criminales Reciclados En Conductores De Autobuses

コンテンポラリーなジャズをリリースしているスイスのレーベルInsubordinationsから、JOHANN BOURQUENEZ trio「Los Criminales Reciclados En Conductores De Autobuses」を聴く。

insubcdr02.jpg

きいた話によると、今年の夏はジャズ系がキた、らしい。このあたりの実感が全くないので、実際はどうなのかわからないが、iTunes StoreでACID JAZZ特集なんてのが組まれたりするのを見ると、単純にそういう気分にもなる。この作品はアシッド・ジャズ的な要素はないものの、そういう気分のときでも意外とはまるようなフリージャズ。ピアノの音色が沁みたら、それは秋のはじまり。

なお、このレーベルは同じくスイスのジャズ系レーベル、eDogmと関係が深いようである。

余談。そうそう、アシッド・ジャズで思い出した。最近、話したこと/聞いたことで、ちょっと驚いたことがあって、今の20代前半の人たちは、音楽のムーブメントを全く通過していない、ということにちょっと衝撃をうけた。考えてみたらその通りで、ドラムンベース以降、革新的な音楽はないし、国内に限ったって、渋谷系も10年以上も前。音楽で(いい意味で)人生が狂った、という時代ではなくなったのかなぁ、と。ま、この辺りのことは考えがまとまったら、ちゃんとしたかたちで書き残してみたいなと思う。

No TrackBacks


Leave a comment

Leave your comment

このブログ記事について

このページは、kassyがSeptember 29, 2007 11:25 PMに書いたブログ記事です。

was the previous entry in this blog.

is the next entry in this blog.

Syndication

Powered by Movable Type 5.2.3
OpenID accepted here Learn more about OpenID